【隠れたうつ病】仮面デプレッションについて学ぼう

発症しやすい性格の特徴

院内

メランコリー親和型性格とは?

仮面デプレッションやうつ病を引き起こしやす人には、性格的な面での特徴や共通点があることが分かっています。このことを発見したのは、ドイツの精神科医であるテレンバッハです。60年代初頭、テレンバッハは、うつ病で入院している患者さんに調査を行ないました。そして、仮面デプレッションやうつ病を発症しやすい人の共通点はメランコリー親和型性格であるということを発見しました。メランコリー親和型性格というのは、ゆううつな気分と近しい性格をしています。秩序や規則をしっかりと守り、几帳面で完璧主義者。頼み事を断れないような献身的で真面目、熱心、などの特徴があります。このような性格の人は、他人の評価などを気にしすぎてしまう部分があり、トラブルに対して凄く悲観的になることが多いです。また、几帳面で完璧主義者である、という点は、執着性格にも発展しやすくなります。執着性格は、任された仕事をしっかりやり遂げるまで、自分のことは顧みず、完璧にこなそうと頑張ってしまいます。弱音を吐くことも苦手とするため、一人で抱え込み、悩んで、最終的には体を壊してしまう…。このような特徴から、メランコリー親和型性格の人はうつ病を発症しやすくなる、という調査結果が出ました。しかし、メランコリー親和型性格や、執着性格に当てはまる性格をしているからといって、必ずしも仮面デプレッションやうつ病を発症するとは限りません。メランコリー親和型性格の方でも、うつ病を発症しないことはもちろんありますし、前向きな性格の方がうつ病や仮面デプレッションを発症するケースも少なくはありません。とくに仮面デプレッションは、陽気な性格の方が発症していることもすくなくはありません。性格はあくまでも、一つの要素として考えられるだけなのです。うつ病に「こんな性格だから…」などという答えはありません。必要以上に正確について考えることはせずに、「こんな要素も考えられるんだなぁ」という考えに留めておきましょう。

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